2008年12月4日木曜日

勉強は快楽だ!

勉強に関して成功しているほとんどの人は「楽しく勉強する」という事を意識しています。
最近よくTVで見る脳科学者の茂木健一郎さんは「子供の頃から勉強することが楽しかった。」と言います。
別にこれは茂木さんが天才というわけではなく、本来脳というのは勉強することによって「ドーパミン」という物質を分泌して快楽を得るのだそうです。
つまり私たち人間は本来皆勉強が大好きなハズなんです。
しかしどこで間違ったのか
「勉強は悪いものだ」
「勉強するのは苦しい」
などと考えている人がかなり多いと思います。
そこで
「勉強は楽しい」
「勉強すると気持ちがいい」
と考えてみてください。
そのうちごく自然にそう思えるようになります。

私が良い例です。
私は小中学校と宿題なんてものは1度もやったことがありません。
もちろん夏休みの宿題が終わったことも1回もありません。
それどころか授業中は堂々と本を読んだりと、かなり勉強が嫌いでした。
しかし中学の終わりごろから、嫌いながらも受験があるので勉強を始めました。
するとどうでしょう。
中学の2年生の頃は5教科合計200点台なんてことは当たり前、だった私の成績が一気に上がり始めました。
当時私は「高専」に行こうとしていました。
ですからそれなりに頑張って勉強して(つもりで)受験しました。
しかし残念な事に拒否されました。
まあ他の教科はともかく英語がボロボロだったので仕方なかったのですが・・・(あの調子だと1桁だったかも・・・)。

それからしばらくふて腐れてまったく勉強しないで工業を受験し合格。
それから高校生活が始まるわけですが、私は「大学には行っておきたいなぁ」と考えていたのでそれなり勉強する必要がありました。
一度受験に失敗すると恐怖心からでしょうか、「勉強に関してはしっかりやらないと」という思いでいました。
そこでいくつかしっかり選んで「勉強法」について書かれた本を読み始めました。
そして不思議な事にそういった本を読んだ後は「おし!やるぞ!!」という気持ちになるのです。
その頃、茂木健一郎さんの本を読んで衝撃を受けました。
「勉強を楽しく出来るように工夫しよう」なんて文句はよく聞いていましたが、勉強そのものが実は快楽だったのです。

それを知ったあたりからでしょうか。
私の勉強に対する意識がガラっと変わりました。
それからは特に勉強が嫌だとかは考えなくなってむしろその逆。
勉強していると楽しく感じるのです。
特に数学に関しては、かなり好きになって数研の方も一生懸命やってテストでもそれなりの結果を残すようになりました。

ですが、今までほとんど勉強なんかやってこなかった奴がいきなり毎日勉強何時間も出来るかといえばそんな事ありえません。
もしそんな事があったとしても決して長くは続かないでしょう。
時々「面倒くせぇなぁ・・・」と思ってサボったりもします。
まぁそんな事もありますが、要するに「勉強は面白い、楽しい」という発想さえ持てば、何とでもなるのです。

とはいってもやはり面倒くさく思うこともあるので私は「1日10秒だけは勉強する」ようにしています。
「よし!今から1時間勉強するぞ!!」
「よし!とりあえず10秒勉強しよう。」
あなたなら前者と後者、どちらの発想の方が勉強が始めやすいですか?
私は後者です。
だいたい1時間勉強するなんていって出来るのは、日頃から頑張って勉強に対する壁みたいなもんがない輩です。
「とりあえず10秒」という発想なら取っ掛かり易い。
さらに、いざ10秒と思って勉強して本当に10秒で終わると思いますか?
大体気づいたら10分20分経っているものです。
私なんかそれで数学の問題と1時間近く格闘した事もあります。
要するに勉強は「始めた者勝ち」ですから、あとは「始め方」を工夫すれば勉強なんて簡単に出来る。という事です。

では

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